チーム・トイレの自由はトイレと排せつについての社会活動です。長谷川高士と裕加里が夫婦で取り組んでいます。(最終更新 2024年3月13日)
目的は、排せつに自由であること、生きること
目的は「いつも、どんなときも、排せつに自由であること。すべての人が生きること」です。非常時のトイレについての講演や排せつの相談窓口を開いています。
団体概要
名称 | チーム・トイレの自由 (ラピシュット合同会社) |
所在地 | 862-0949 熊本県熊本市中央区国府3-12-89 |
代表者 | 長谷川高士・裕加里 |
設立 | 2016年11月5日 |
WEBサイト | https://toilet.ne.jp |
沿革
- 2016年11月5日 減災チーム・トイレの備え 設立
- 2018年11月1日 携帯トイレトレーニング累計体験者数1万人突破
- 2018年11月3日 第3回日本トイレひと大賞 受賞
- 2018年11月5日 名称を「チーム・トイレの自由」に変更
- 2023年12月18日 熊本県熊本市に移転
夫、長谷川高士
チーム・トイレの自由、代表(ラピシュット合同会社、代表社員)
1975年、愛知県生まれ。東京大学中退後、設計事務所を経て、水道工事店に入社。地元を中心に管工事を受注し、現場代理人として数々の公共施設等の新築、改修工事の現場を管理する。
2014年、災害時トイレ問題を知り、専門家として課題解決への貢献を決意。2016年11月、減災チーム・トイレの備え(現、チーム・トイレの自由)を設立。「いつも、どんなときも排せつに自由であること。すべての人が生きること」を目指し、全国での講演や相談窓口の運営を行う。現在、弁護士を目指す。
資格等
- 管工事施工管理技士(1級)
- 給水装置工事主任技術者
- キッチンスペシャリスト
- 福祉用具プランナー
- 排泄機能指導士
- おむつフィッター(2級)
- 介護職員初任者研修修了
妻
熊本県生まれ。
資格等
- 看護師
- 社会福祉士
- 予備自衛官
講習で初めて知った「災害時トイレ問題」
夫の高士は、2014年に受講した講習で、災害時には「トイレ問題」なるものがあり、間接的とはいえ、トイレが原因で命を落とす人がいる、と知りました。
ショックでした。そして長年トイレに携わっていながら、災害時のトイレ問題を全く知らなかったことに大きな衝撃を受けました。「何とかしなければ」……高士は、災害時トイレ問題の解決に向けた活動を始めることにしました。これが活動の原点です。
阪神・淡路大震災から27年、いまだ問題は解決せず
1995年の阪神・淡路大震災。この時日本で初めて「災害時のトイレ問題」が認識されたと言われています。発災から27年が経ちました。「災害用トイレ」と呼ばれる対策品は目覚ましく発達し、多種多様な商品で非常時のトイレ問題を解決できるようになりました。ところが……2016年に発災した熊本地震で「トイレ問題」は解決されませんでした。
たった1つの「大切なこと」を思い出せるようになって欲しい
状況に左右されることのない、災害時の排せつの唯一の切り札は「ごみに出す」という方法です。このたった1つの大切なことが、私たちにとって実は思いつきづらいということが分かっています。水で流す、仮設トイレを探す、外でする……もちろんすべて可能であれば有効な方法です。しかし、状況によっては「できない」、あるいは「してはいけない」ことがあります。
私たちは講演を通して、このたった1つの「大切なこと」を思い出せるようになる、つまりインストールするお手伝いをしています。
便から弁へ ─弁護士を目指して─
夫は2023年末、妻と子の住む熊本へ愛知から移住しました。
妻の裕加里は、福祉機関で働きながら、身近な人同士が手を差し伸べられるような社会であって欲しいと願いながら勉強を続けています。
そんな妻を側で見ている高士は、すべてにおいて妻と並んで歩けるように、弁護士になることを選びました。
便から弁へ、私たち夫婦の活動は、その幅を広げます。
毎週届くメルマガで、夫婦の前進を報告しています
長谷川高士・裕加里夫婦の活動であるチーム・トイレの自由。その日々を夫の高士がありのままにレポートするメールマガジンを刊行しています。結果ではなく、試行錯誤や心の内面に焦点をあて、失敗も含めて書いています。毎週火曜発刊、購読は無料です。
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お問い合せ
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