チーム・トイレの自由について説明します。
目次
目的は排泄に自由であること、生きること。方法はトイレの備え
チーム・トイレの自由の目的は「いつも、どんなときも排泄に自由であること。すべての人が生きること」です。方法は「トイレの備え」。特に非常時のトイレについて意識の備え、技能の備え、モノの備えを三本柱に「方法と実践の情報発信」と「実践へのサポート」ですべての人の排泄の自由をお手伝いしています。
団体概要
名称 | チーム・トイレの自由 |
所在地 | 447-0042 愛知県碧南市中後町1-47 |
代表者 | 長谷川高士 |
設立 | 2016年11月5日 |
電話 | 050-5306-4075 |
ファックス | 0566-48-4091 |
ウェブ | http://toilet.ne.jp |
沿革
- 2016年11月5日 減災チーム・トイレの備え 設立
- 2018年11月1日 携帯トイレトレーニング累計体験者数1万人突破
- 2018年11月3日 第3回日本トイレひと大賞 受賞
- 2018年11月5日 名称を「チーム・トイレの自由」に変更
設立の想い ~俺がやらずに誰がやる~
代表の長谷川高士です。私は本業であるトイレ専門店を営むかたわら、チーム・トイレの自由を運営しています。災害時トイレ問題に関わり、本会を設立するに至った経緯とその想いを書きました。
講習で初めて知った「災害時トイレ問題」
きっかけは、2014年に受講したNPO法人日本トイレ研究所の災害時トイレ衛生管理講習会でした。
災害時には「トイレ問題」なるものがあり、間接的とはいえ、トイレが原因で命を落とす人がいる。
ショックでした。そして長年トイレに携わっていながら、災害時のトイレ問題を全く知らなかったことに大きな衝撃を受けました。「何とかしなければ」……私は、災害時トイレ問題の解決に向けた活動を始めることにしました。大切な命、トイレを備えて生きる、生かす。これが唯一にして変わることのない活動の目的であり、原点です。
阪神・淡路大震災から23年、いまだ問題は解決せず
1995年の阪神・淡路大震災。この時日本で初めて「災害時のトイレ問題」が認識されたと言われています。発災から23年が経ちました。「災害用トイレ」と呼ばれる対策品は目覚ましく発達し、多種多様な商品で非常時のトイレ問題を解決できるようになりました。ところが……2016年に発災した熊本地震で「トイレ問題」は解決されませんでした。知識不足、準備不足が主な原因です。
モノの次に必要なのは、意識と知識、そして一部では技能。トイレについて、ハードではなく「ソフトの備え」が不可欠であることが、いよいよ明確になりました。
携帯トイレの販売を通して「モノの備え」の普及を一人でやってきた私が、活動の舵を大きく切ることになった瞬間です。
体験こそすべて。水を使わないトイレの「使い方体験」をすべての人に!
特に発災直後においては、水を使わないトイレ(携帯トイレ)こそ唯一役に立つ災害用トイレと言っても過言ではありません。
携帯トイレは、普段使っている水洗トイレとカタチがまったく違います。仮設トイレやマンホールトイレと違って、直感的に使い方がわからず戸惑い、満足に使えないことさえ珍しくありません。携帯トイレを知らないこと、携帯トイレが使えないことは、文字通り致命的なのです。
意識と技能を一度に身に付けるには「体験」こそすべて。「水を使わないトイレの使い方体験をすべての人に」を合い言葉に、それを一日も早く達成することを目指しています。
それこそが「いつも、どんなときも排泄に自由であること。すべての人が生きること」への答え。毎日トイレに携わっているからこそ、他の誰でもでもなく私の使命なのです。
「教える」のも「教わる」のも、皆さんです!
問題の本質が見え課題が明確になった私は、2016年11月、チームをつくることを決意しました。私にとって苦手なことで、大きなチャレンジでした。挑戦したのには理由があります。
携帯トイレの使い方を教えることが私だけだと、私が生きている間にできる範囲で終わりです。時間もかかるし、もしもの時にとても間に合わない。
日本中で、そして世界中で携帯トイレトレーニングが行われ、次から次へ、人から人へと携帯トイレの使い方を教え合っている。私の役目は、その状態を実現することです。そして最速で果たすために「チーム・トイレの自由」が存在しています。
活動の原点を70秒で語る動画
本ページの紙資料
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お問い合せ
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