中学2年の息子にあるテレビアニメを教えてもらいました。
これ、めちゃめちゃ面白い!!
熊本ではテレビ放送はなく「ネトフリとかでしか見られない」と言うので、「Netflix(ネットフリックス)」のアカウントがあるから見られることを伝えると、
「早く言ってよ~」
と、恨めしそうに言われました。
早速「Netflix(ネットフリックス)」にログインし、家族で視聴。すでに配信されている8話分を一気見しました。
赤の他人だったスパイの男、殺し屋の女、超能力者の少女が「仮初の家族」を築き、「家族としての普通の日常」を送るために日々のトラブルと奮闘するホームコメディ。
「殺し屋(『必殺仕事人』みたいなの)」という設定の、物語における絶対必要性(他の設定ではダメなのか?)については賛否が分かれると思いますが、視聴者(読者)に過度な深刻さを感じさせることなく「家族とは何かを問いかける真剣(マジ)なホームコメディ」を、小気味よいユーモアと痛快なテンポで見事に成立させている作品でした。
今風に言えば、
「遠藤達哉(作者)、天才かよ」
です。
ステップファミリーである私たち家族が、この作品を一緒に見られることに意味と幸せを感じて
います。
長谷川高士「SPY×FAMILY」『メールマガジン【前進の軌跡】』第213号編集後記,2022年5月31日(2022年7月4日改稿)