2018年1月7日の携帯トイレトレーニングのアンケート結果が集計され、参加者の満足度が98%でした。
目次
携帯トイレの使い方体験の感想
参加者169名でアンケートの有効回答数が117。家族連れが多く、1組の来場につき全員回答していない可能性を考慮すれば、数字以上に高い回答率でした。
携帯トイレの使い方体験、つまり携帯トイレトレーニングの感想が、非常に良い73%、良い25%で、この二つを合わせると98%の方が体験に満足したという結果でした。
また不満を感じた参加者がいなかったことも嬉しい限りです。
参加者の声
- 初めて知ることがたくさんあった。
- じしんのときにやくにたつ。
- トイレの使い方がよく分かった。
- 災害時のトイレの重要性を学べた。
- たいへん分かりやすい内容。具体的な内容だったので子どもにもわかりやすかったです。
- (携帯トイレを)持ってはいるものの実際に衛生的にどう使うかは知らなかったのでためになりました。
- (携帯トイレの)存在を知っていても使い方を知らなかったから。
- 水が固まるところがおもしろかった。
- わかりやすい説明でした。
- (袋を)2重にすることなど細かい説明が災害に役立つ。
- 災害にあった時の事を真剣に考える機会になった。
- 新たな問題意識で防災に対する意識が向上。
- すごーく感動しました。
- 大切だと思いました。
- 災害時活用したいと思います。
- こういった話を聞くとやはり大事な事であると思いました。
- 先生のお話は面白くわかりやすかったです。
- トイレは必要なので、知識が有ると無いのでは多きく違います。
- この思いを仲間に伝えていきたいと考えます。
トイレを備えようと思った人94%
携帯トイレトレーニングの目的のひとつは、体験者がトイレを備える行動をすることです。行動の前には、必ず「それをしたくなる」という衝動があります。参加者の94%がトイレについて何らかの備えをしようと思ったことは、携帯トイレトレーニングとして成功だったと言えます。
課題はその次です。衝動が具体的な行動になるかどうか。あきらめずに方法を模索します。
参加者の声
- 袋がたくさん必要だとわかったので、生活には大切なことなので、必ず備えておこうと思いました。
- 段ボールトイレを準備していたがそれだけでは足りないことが分かった。
- トイレの必要性が十分わかったから。
解決方法のカギを握る20代
来場のきっかけは「学校の配布をチラシを見て」が全体の68%であったことから、参加者年代は10歳未満、10代、30代、40代に大きく偏りました。
それを差し引いても20代の参加者が少ないことが目立ちます。今後は若者層へ情報と参加機会を提供するため、商業施設での携帯トイレトレーニングを計画しています。
企画展の展示内容も好評価
同じ会場で開催し、代表の長谷川が監修した企画展「トイレっとぼうさい展」の展示コーナーの満足度90%の好評価でした。
対象者を「在宅避難者」としたことでメッセージがシンプルで明確になり、しっかりと届いたのではと思います。主催者スタッフ作成のイラストなど展示の創意工夫も効果的でした。
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