大阪府茨木市での携帯トイレトレーニングの報告です。
来場者の8割。163名が携帯トイレトレーニングを選択
2018年1月21日(日)、大阪府茨木市の全域防災訓練の一環として春日コミュニティセンターで行われた携帯トイレトレーニングに163名が参加しました。自分でメニューを選択して参加する訓練方式でしたが、200名超の来場者の8割が減トレを選びました。トイレへの関心の高さを感じます。
大人の真剣さがすごかった!
「この地区は災害がないから」と言いながらも、参加された皆さんが、真面目に体験し、想像し、そして質問をたくさんしてくれました。体験の中でも大切にしている「便器に座る」ことを参加者に促すと、一人ひとりが率先して座っていました。訓練に真摯に向き合う姿に感動しました。
携帯トイレトレーニング概要
予想をはるかに上回る参加者で、時間と便器が不足した結果でした。参加者の熱意のおかげで満足度は高かったようです。
- 日時:2018年1月21日(日) 10時~正午
- 場所:春日コミュニティセンター 大阪府茨木市上穂積2-13-30
- 参加者:163名
- トレーナー:3名
- 使用便器:5個(トレーナー用便器1個含む)
- 主催者:茨木市(大阪府)
- 補足:1回約15分のトレーニングを5回実施。茨木市全域防災訓練の一環として行われた春日小学校区防災訓練(主催:春日地区連合防災会)の各種防災体験のメニューの一つ。
例年の倍近い来場者に主催者も驚く
春日小学校区防災訓練の例年の参加者は100名程度。今年は倍近い200名超の地元住民が春日コミュニティセンターに来場しました。全域防災訓練の主催者である茨木市危機管理課の担当者も予想を超える結果に驚いていました。
成功の要因は、
- 全域防災訓練としてシェイクアウトと呼ばれる地震時の初期行動の訓練を市内で一斉に行ったこと
- ポスターやチラシデザインを工夫したこと
- 訓練後のアンケートに答えるともらえる防災グッズを用意したこと
などが挙げられるとのことでした。